「ジェルネイルの基本」セルフネイルを始める人必見!!
「セルフネイルを始めたいけど、何を準備したらいいのか分からない」
「毎月のネイル代が高くて節約したい」
「自分でやってみたけど、1週間ですぐ取れてしまった」
「セットを買ってみたけど、何に使う物なのか良く分からない」
こんなお悩みありませんか?私もネイルを始めたばかりは分からないことだらけでした。
このサイトは、そんな初心者様向けのお悩みを現役ネイリストが
”新人時代に困ったこと”や”経験”を元に写真と解説で、基本の知識から応用編まで分かりやすくまとめたサイトです!
基本が分かれば「4週間以上もつジェルネイルが可能!」「セルフネイルでネイル代を節約!」「ネイルサロン開業も夢じゃない!?」
最後まで読んでいただければ、原因や対策方法がわかるので、是非参考にしてみてくださいね!
1.ジェルネイルの基礎知識とメリット
2.道具紹介
3.甘皮のケアとベースジェルの塗り方(モチを良くするためのコツ)
4.カラージェルの塗り方(ムラにならない方法)
5.トップジェルの塗り方
6.まとめ
『ジェルネイル』とはゲル状の樹脂をUVライトやLEDライトで硬化させて形成するネイルのことです。
マニキュアとの違いは、除光液で除去することができず、専用のオフ剤(アセトン)を使って除去します。
ジェルには、光沢感が強く耐久性に優れている”ハードジェル”と柔軟性がありオフ剤で簡単に落とすことができる”ソークオフジェル”の2種類あります。
仕上がりが綺麗:マニキュアとは別格の光沢感とぷっくり感、強度
固まるのが早い:メーカーによって様々ですが、30秒〜90秒ほど固まります。
デザインが豊富:シール、スタンプ、水彩ネイル、ジェルアートなどレパートリーが豊富。
爪の補強:爪が薄くてすぐ折れてしまう人でも、ジェルで強度を出すことによって伸ばすこ とが可能です。
モチが良い:マニキュアだとすぐ剥げてしまったり、よれてしまったりしますが、ジェルネ イルは3〜4週間以上もつため頻繁に塗り直す必要がありません。
オフが大変:表面のジェルを削ってアセトンに浸してと少し時間がかかる・・・。最近では「ピールオフジェル」なども出てきているため、オフが楽になるアイテムも!
爪に負担がかかる:爪の表面を傷つけてジェルを塗ることによって、ジェルを剥がれにくく するため自爪に少し傷がつく、アセトンを使って除去する際に自爪の油分が少しなくなる。
「ノンサンディングジェル」を使って爪を削らないことも可能です!
セルフネイルをするために”最低限必要な物”、”持っていたら楽なアイテム”などを紹介していきたいと思います。
道具の名前や安全で正しい使い方を知っていれば、ワンランク上の道具に買い換えてネイルサロンを開業するのも夢じゃないですよ〜^^
準備する物
1,フィンガーボウル→ぬるま湯に指を入れて、甘皮(爪周りの皮膚や角質)を柔らかくする際に使用します。
2,コットン→手指消毒や未硬化ジェルの拭き取りに使用します。
3,キッチンペーパー→ケア後の油分除去やジェルブラシの拭き取りに使用。使いやすい大きさにカットしておきましょう。
4,厚手のウェットティッシュは甘皮のケアや手指消毒の際に代用できます。
5,エメリーボード→自爪の形を整えるのに使用。木製の素材にやすりがついている物。
6,ウォッシャブルファイル→オフの際にジェルを削るのに使用。硬いサイドの角質の除去にも使えます。
7,スポンジファイル→サンディング(爪の表面に細かい傷をつけること)や爪の形を整えた後のバリを取るときに使用します。
8,爪切り→家庭用の爪切りでも大丈夫です。
9,ウッドスティック→甘皮の押し上げやはみでたジェルの拭き取りに使用します。
10,セラミックプッシャー→ルースキューティクル(爪の表面に付いている薄い膜のような角質)の除去やサンディングしにくい所に使用。
,アルコール→手指消毒や油分除去、未硬化ジェル(硬化されきらなかったジェル)の拭き取りに使用します。
12,アセトン→オフする際に使用します
13,ジェル用筆→ジェルを塗布する際に使用します。オーバル筆、スクエア筆どちらでも構いませんが、筆の幅は広すぎない方が小回りが効くのでおすすめです。筆を置くスタンドもあると便利です。
14,ベースジェル→爪とジェルの密着度を高め、色素沈着を防ぎます。
15,カラージェル→ベースジェルの後に塗布します。
16,トップジェル→ジェルの仕上げに艶と強度を出すために使用します。
17,硬化用ライト→ジェルを硬化するために使用。UVライトとLEDライトの2種類あり、波長域が405nm/消費電力35wのものをおすすめします。
18,ダストブラシ→サンディング後のダスト(爪の削りカス)をはらうのに使用します。
19,プライマー→ネイル専用の油分除去や密着度を高めて持ちを良くする際に使用します。本サイトではアルコールで代用するのでなくても大丈夫です。
20,キューティクルニッパー→甘皮を押し上げた後に伸びきった余分な甘皮やルースキューティクルのカットの使用します。
21,メタリックプッシャー→甘皮を綺麗に押し上げます。爪の範囲が広くなることにより塗りやすくなります。
22,筆置き→コンテナタイプのジェルを使用する際にジェル筆が必要になってきます、筆置きがあれば筆が転がることなく快適にセルフネイルを進めることができます。
23,キューティクルオイル→ネイル後のキューティクルの保湿の際に使用します。
このほかにも色々な道具がありますが、基本はこれぐらいで十分足りると思います。
・プレパレーション:ベースジェルを塗る前の甘皮のケアや爪の形成、サンディングのことを「プレパレーション」と呼びます。
ジェルネイルのモチを良くするためにはこの「プレパレーション」が正しく綺麗にできていることが前提となっていきますので、ワンランク上のセルフネイルをするためにはしっかりとした、知識と技術を身に付けて行きましょう!
ウォーターケア:フィンガーボウルに40度くらいのお湯を入れて10分ほど爪を浸けておき、甘皮を柔らかくします。
プッシュアップ:メタルプッシャーを自爪に45度の角度で当てて、キューティクルを優しく押し上げましょう。ウッドスティックに湿らせたコットンを巻きつけての代用でもOKです。
甘皮の下に出てくる自爪にくっついている薄い膜(ルースキューティクル)を優しく掻き出すように除去していきましょう。
甘皮のカット:キューティクルニッパーがある人は、伸びきった甘皮(キューティクル)をカット。
塗る際に邪魔にならなければそのままでもOK!
爪の形成:左右均等になるようにお好みの長さと形に整えます。爪が長い場合は爪切りで大まかにカットしておきましょう。爪の先端→サイドライン→カーブの順にエメリーボードで整えましょう。角度は爪の下から45度の角度で当てます。
サンディング:爪の表面に軽く傷をつけ、爪とベースジェルの密着度を高めて持ちを良くします。
スポンジファイルでサイドやキューティクル付近までしっかりとサンディングしてあげましょう!
傷つけすぎてしまうと自爪が薄くなってしまうので、艶が無くなる程度で大丈夫です。スポンジファイル150G〜180Gがおすすめです!
セラミックプッシャー:取りきれなかったルースキューティクルや、サンディングしにくい爪の際などを優しくクルクルと擦ってあげると、よりモチが良くなるのでおすすめのアイテムです!
しっかりとケアしたように見えても、スポンジファイルでは取り切れていない周りの角質がこんなに取れます!
バリ取り:研ぎカスが爪の下についているので、スポンジファイルを爪の下に入れて優しく整えてあげると、ジェルが綺麗に塗れ持ちも良くなります。
ダストオフ:ネイルブラシでダストをはらいます。
油分除去:アルコールを染み込ませたキッチンペーパー又はアルコールのウェットティッシュで爪の表面を拭き取り、油分を除去していきます。
ベースジェルの正しい「塗り方」「厚み」「フォルム」を覚えることによって強度が増し、より長くジェルネイルを維持することができます。
ベースジェルを綺麗に塗ることが、ジェルネイルの仕上がりの美しさに繋がってくるので
たくさん練習してみましょう!
筆の片面に少量のベースジェルを取ります。
サンディングした爪全体の溝にジェルを入れ込んでいくイメージで塗っていきます。
爪の半分から先端にかけて先に塗っていくと、キューティクル付近にジェルがたまらないので綺麗なフォルムに仕上げられます。
キューティクル付近やサイドラインをしっかり皮膚を下げて、潤うように塗りましょう。
爪先までしっかりコーティングします。
そのまま硬化はせずに、2回目のベースジェルを筆に取っていきます。
1回目よりもベースジェルを多めに取ります。
キューティクルから3〜4㎜したにジェルを置きます。
ジェルの表面を押して誘導するように左右に伸ばしていきましょう。
少しだけ爪先を下に向けて、ジェルの表面を撫でてあげると爪の先端までジェルが流れてくれるので、簡単に塗ることができます。
横から見て爪の厚みやフォルムを整えます。
ジェルを潰さないように表面を糸を引くように誘導するイメージです。
しっかりとした厚みとハイポイントの位置でジェルの強度やモチが変わってきます。
先端はジェルが溜まりすぎないようにします。
爪の長さによってジェルの量は変わりますが、短い人は少なめに、長い人は多めに塗っていきます。
まだ慣れていなくてジェルが皮膚に流れていってしまう場合は1本ずつ仮硬化(10秒ほど)していきましょう。
片手5本塗り終わったら本硬化してください。
*硬化する際はライトが真っ直ぐ当たるように入れましょう!
この塗り方が難しい方は少量のジェルを2回に分けて塗るとジェルが流れていかないので綺麗に仕上がります。
・カラージェルは使う前に爪楊枝などでよく撹拌させておきましょう。
1回目は少なめにカラージェルをとり、先に爪の半分から先端にかけて塗ると、根元にカラージェルが溜まらないので綺麗に塗れます。
皮膚についてしまった場合はウッドスティックか爪楊枝などで拭き取りましょう。
キューティクルライン、サイドラインを綺麗に真っ直ぐ塗ったら硬化します。
・2回目は先ほどより多めにカラージェルを取り、爪半分から下を先に塗り、色むらを消すイメージで塗り重ねていきます。
綺麗に塗れたら硬化します。
パステルカラーや原色に近い色は中がしっかり固まらない場合があるので薄く塗りましょう
カラージェルを1回に沢山塗って硬化して今うと、表面が波打ってします時があるので、薄く2〜3回に分けて塗っていきます。
ベースジェルでちゃんとした厚みが出せている場合は、トップジェルはコーティングするくらいの量で表面がちゅるんとしていれば大丈夫です!
筆の片面にトップジェルを取ったら、爪に乗せていきます。
ジェルを拭いきらないように、表面だけを誘導するイメージで全体に塗り広げましょう。
ジェルの量が多い場合は余分なジェルを筆で拭ってください。
爪を横から見てフォルムを整えて、正面から見たときに光が真っ直ぐ入っていれば硬化しましょう。
ライトやジェルのメーカーによって相性や硬化時間が変わってくるので、一番ツヤツヤに仕上がる硬化時間を探してみましょう!
ジェルは硬化しても表面に身硬化ジェルが残るので、アルコールや未硬化ジェル拭き取りようのクレンザーをコットンに付けて拭いてあげましょう。
未硬化ジェルが出ないタイプ(ノンワイプトップ)のトップジェルは拭き取り不要です。
スポンジファイルで爪の下を優しくならしてあげると、先端の引っ掛かりが無くなるので持ちも良くなり、快適に過ごせます!
仕上げにキューティクルオイルがある人は保湿してあげましょう。
・ジェルネイルを塗る前の下処理が重要!
「甘皮のケア」「サンディング」「油分除去」などを丁寧にやってあげることで、塗りやすさやジェルネイルのモチが良くなります。
・ベースジェルの塗り方!
「ジェルの量と厚み」と「ハイポイントの位置」「先端までコーティング」を意識して塗ってみましょう。
・カラージェルは爪の先端から塗る!
根元にジェルがたまらないようにムラ無く塗るには、先端から塗り全体に薄く伸ばしていくように少量にジェルで塗っていきましょう。
・トップジェルは「ちゅるん」と光が真っ直ぐ入るように!
ベースジェルで綺麗なフォルムとしっかりとした厚みが出せていれば、トップはコーティングする程度で大丈夫です。
・硬化するときは真直ぐ手を入れましょう!
しっかりとライトが当たるように真っ直ぐ手を入れてあげましょう。
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